【形意拳譜】初心者規矩
[初心者規矩]
练习拳术,不可自专自用而固执不通,如专求力,则凝滞不灵;专求重,则沉重不活;专求气,则拘泥不通;专求轻浮,则神意涣散。要而言之,身外形顺者,无形中自增力气;身内中和者,无形中自生灵气。如练至功深圆满之时,凝神于丹田,则身重于泰山;化神成虚空,则身轻如鹅羽,所以练习不可固执一端也。果得其妙道,也是若有若无,若实若虚,勿忘勿助之意,不免而中,不思而得,从容中道,无形中而生,诚神奇也。
拳術を練習する際は、自分が正しいという思い込みに固執してはならない。 もし専ら力を追い求めれば、則ち凝滞し機能しなくなる。重さを専ら追い求めれば、則ち重苦しくなり動きが不活発になる。気を専ら追い求めれば、則ち拘泥してしまい力が通らない。軽浮を専ら追い求めれば、則ち神意が散漫となる。要するに、身体の外形に順ずれば、無形の中でも自ずと気力が増大し、身体の内部が穏やかであれば、無形の中でも自ずと霊気(霊は精神)は生まれる。
もし、功が深く十分に至るまで練習すれば、丹田に神は凝集され、則ち体は泰山より重くなる。神を溶かし虚空に成れば、則ち体は鵞鳥の羽の如く軽くなる。それゆえに練習では一端に固執してはいけない。
その巧妙なる道を得た結果、若有若无(あるようでもありないようでもある)であり、若実若虚(実であるようでも虚であるよう)であり、勿忘勿助(孟子より:心に忘るること勿れ。長ずるを助くること勿かれ。)の意である。努力することなく道に当たり、その天性の知は思索することなく道に到達し、何ら抵抗・苦労を感じることなく道に当たる。(中庸より:不勉而中、不思而得、従容中道。)無形の中から生まれる、真に不思議なものである。